こんにちは、こうきです。
「セネガルでA型肝炎に感染するのイヤだな、どう対策すればいいんだろ。せっかくのセネガル旅行を楽しいものにしたいし、どこで予防接種を受ければいいんだろ?」
という方のために今回、実際にA型肝炎の予防接種をうけてセネガルに行ってきた経験をもとに詳しく解説していこうと思います。
この記事を読むことで、破傷風にかかるリスクを最低限に抑えることができて安心してセネガルへの滞在を実現できます。
セネガルでA型肝炎に感染する原因
A型肝炎は食べ物から感染する病気です。アジア、アフリカ、中南米に広く存在します。発症すると倦怠感が強くなり、重症になると1か月以上の入院が必要となる場合があります。
対策法としては、 汚染された水や氷、甲殻類、汚染された水で洗われた果物や野菜(サラダ)を生で食べないように注意することです。
A型肝炎の予防接種ができるとこ
セネガルに長期(1か月以上)滞在する人におすすめするワクチンです。
A型肝炎の予防接種は上記の病院や診療所、または検疫所でのみ受けることができます。予防接種を受けることで感染を防ぐことができます。
ワクチンは2~4週間隔で2回接種します。6か月以上滞在するのであれば6か月目にもう1回接種すると約5年間効果が続くとされています。 1回につき約7000円かかります。
7000円で病気にかかるリスクを抑えられるなら安いもんだなと思って僕は受けました。
A型肝炎に感染した場合の病院リスト
万が一、A型肝炎に感染した場合はすぐさま現地の病院へ駆けつけましょう。A型肝炎に感染した場合、症状として 倦怠感が強くなり、黄疸(皮膚や目の黄染)、発熱、不快感、食欲不振、強い腹痛や下痢をもよおします。
重症になると、1か月から2か月の入院が必要となります。
僕がセネガルで滞在していることもあって、ここでセネガルの首都ダカールの病院リストをご紹介します。
(1)Clinique du Cap (クリニック・ド・キャップ)所在地:Avenue de Pasteur, フランス大使公邸の向かい側電話:33-821-3627,33-889-0202,Fax:33-821-6146,http://www.cliniqueducap.com
概要:内科,外科,産婦人科,神経内科,眼科,小児科を有する私立病院。入院・手術,人工透析,および,レントゲン・CT・MRI・エコー検査が可能。
フランス語,一部の医師にのみ英語が通じます。24時間の救急対応も可能です。現金,小切手(当地の銀行口座),クレジットカードが使用できます。入院に際して保証金約800,000 CFA(約18万円)が必要です。
(2)Clinique de la Madelaine (クリニック・ドゥ・ラ・マドレーヌ)所在地:18, Avenue des Jambaars電話:33-889-9470,Fax:33-822-8893,http://www.cliniquedelamadeleine.com
概要:内科,循環器科,外科,産婦人科,小児科,耳鼻咽喉科,泌尿器科を有する私立病院。入院・手術・人工透析,がレントゲン・エコー・内視鏡検査が可能。フランス語,英語が通じます。24時間の救急対応も可能。
現金,小切手(当地の銀行口座),クレジットカードが使用できます。入院に際して保証金約750,000 FCFAが必要です。
(3)Institut Pasteur (アンスティテュ パストゥール)
所在地:36, Avenue Pasteur電話:33-839-9200,Fax:33-839-9210,http://www.pasteur.sn/
概要:予防接種(BCG,黄熱,B型肝炎,腸チフス,髄膜炎菌性髄膜炎,狂犬病)が受けられます。時間は月~木曜日(14時~16時),金曜日(15時~17時),土曜日(9時~11時)です(フランス語)。
狂犬病治療センターは月~木曜日(9時~11時,14時~16時),金曜日(9時~11時,15時~17時)土曜日(9時~11時)受診です。受診前に電話にて確認してください。
(4)空港内医療施設所在地:到着階中央にある到着客出口を見て左側の階段の先の通路概要:SUM Assistance(ダカール市内にある私立のクリニック)が24時間体制で医師を派遣しています。
まとめ
A型肝炎に感染しないためには、
- A型肝炎の予防接種を受ける
- 野菜や甲殻類を生で食べない
- 水道水や水道水で作られた氷を飲まない
が、以上の対策法となります。
予防接種を一度打っておけば基本的に感染しにくいものです。ここをケチって旅行先で感染したら元も子もありません。
他の記事でも感染病についてまとめているので、興味のある方はぜひご覧になってください。より安全な旅や滞在を実現することができます。