こんにちは、こうきです。
「ギニアビザウで破傷風にかかるのイヤだな、どう対策すればいいんだろ。せっかくのギニアビザウ旅行を楽しいものにしたいし、どこで予防接種を受ければいいんだろ?」
という方のために今回、実際に破傷風の予防接種をうけてギニアビザウに行ってきた経験をもとに詳しく解説していこうと思います。
この記事を読むことで、破傷風にかかるリスクを最低限に抑えることができて安心してギニアビザウへの滞在を実現できます。
ギニアビザウで破傷風に感染する原因
破傷風は傷口から感染します。 日本でも毎年患者が発生しているらしいです。
破傷風の菌は世界中の土にどこでいます。 主に農業地域と、土壌または動物の排泄物が混ざっている土に破傷風の菌が存在しています。
2006年に世界全体で推定290,000人が破傷風で死亡しています。その大半がアジア、アフリカの人たちです。
破傷風に感染すると、その傷口から徐々に筋肉が痙攣し始めて動けない状態になります。重度の破傷風の場合、長期の入院が必要になります。
もし全身に広がりでもすれば、集中治療で手術しても致死率が10~20%です。字手術当日の健康状態にも左右するので完全に治る保証もありません。
牧野です。
— GO SENEGAL🇸🇳(ゴーセネガル) (@senegal_go) 2019年3月14日
助けて下さい!🙇♀️
この病気に関して知っている方がいれば、正確な情報を教えて頂きたいです。
知人のセネガル人の手がなにかの影響で膨れ、痛みを伴う症状。
手の中には芋虫がいました。
知人は現代の病院に行こうとしません!
私はこのままでは手は腐るのでは?と思ってます。 pic.twitter.com/iQxyGgSLFO
破傷風に限らずこういうのも傷口から感染していくパターンです。こういった際は取り返しのつかない状況になる前に、すぐに病院へ駆けつけましょう。
ギニアビザウで破傷風にならない予防接種
破傷風のワクチンは1968年(昭和43年)から始まった3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日せき)に含まれています。
なので定期予防接種で破傷風のワクチンを12歳の時に受けていれば、20代前半位までは免疫があります。その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。
20代前半の人は1週間以内の短期滞在の場合は受けなくてもいいかもしれませんが、長期滞在の場合はワクチンをうっておくといいでしょう。そこは病院の先生とも相談してみてください。
破傷風の予防接種は上記の病院や診療所、または検疫所でのみ受けることができます。予防接種を受けることで感染を防ぐことができます。
破傷風の場合は1回のみで大丈夫です。かかる相場の費用は3400円~になります。
まとめ
破傷風に感染しないためには、
- 傷口を作らないようにする
- 傷口を消毒して絆創膏を準備しておく
- 日本で破傷風のワクチンをうっておく
- もし感染した場合はすぐさま病院へ向かう
破傷風はワクチンを一度打っておけば基本的に感染しにくいものです。ここをケチって旅行先で感染したら元も子もありません。
他の記事でも感染病についてまとめているので、興味のある方はぜひご覧になってください。より安全な旅や滞在を実現することができます。