こんにちは、こうきです。
「セネガルのピンク色の湖をみたいけど本当にきれいなピンク色の湖みれるのかな?ネットの情報だと汚い、キレイっていうのがあるけど、どっちが本当なんだろ?」
と疑問を抱いている人も少なくないと思います。結論から言うと、レトバ湖に訪れる時期によってピンク色にみえる時期と、そうは見えない時期があるのです。
そのタイミングさえ誤ることがなければ、ちゃんとピンク色の湖を眺めることができます。
セネガルの湖がピンク色に見える理由
この写真めっちゃピンクですね、なぜこのようにピンク色に湖が映るのかというと湖に住むドナリエラという藻によってピンクに見えるそうです。
この藻が太陽の光を浴びることで赤い色素を発生させて、水面がオレンジがかったりピンク色に見えるとか…。すごく幻想的ですね。
ちなみにドナリエラっていう藻は、塩分濃度の高いところに生息します。つまり、レトバ湖はとても塩分濃度が高いです。
およそ日本の海水の10倍の濃さです。塩分濃度は死海並み。あまりに塩分濃度が高くて生物も住めません。
船をこいでいる人にも、「 潜るのと、顔は水面につけちゃいけないぞ!」との諸注意をもらいました。
実はレトバ湖は死海よりも塩分濃度が高いので、人がぷかぷか浮かびます。
水深およそ3mのうち、2mは塩が積もっているため、湖はとても浅いです。湖では塩を採取するお仕事をしている方がちらほらいます。
海から出ると体中がヒリヒリするのですぐ水で洗い流してもらいましょう。
セネガルのレトバ湖がピンク色に見えない雨期(7月~9月)
セネガルには雨季と乾季があり、雨期になると湖の水かさが増し、太陽の光がドナリエラまで届きません。なので、湖が汚く映ってしまう現象が起こります。
これはもうピンク色とは呼べないですね。きれいなピンク色の湖を見たい場合は乾季の水かさが少ない時期がおすすめです。
しかし、雨期だとしても、風が強くて快晴だった日には、水中のドナリエラが水面まで上がってきて色素を発生してくれる場合もあります。
運が良ければピンクに見えることもあるので、一概にも言えませんが確率を上げたいのであれば乾季に訪れることをおすすめします。
ラックローズでの過ごし方
湖を楽しむ以外にも、ほかでラックローズを満喫することができます。
・湖畔でランチを食べる
セネガルのラックローズは、リゾート地のような気軽に楽しめる休息地のような顔も持っています。そのため湖周辺にはホテルが並んでいて、ホテル内にはレストランもあります。
ホテルのレストランなのでセネガルの相場より高めでビールと合わせて5000-7000F(1000円~1200円)です、外国人向けの価格ですね。
さらにランチでは太陽の動きとともに色の変わる湖を眺めることができるので変化を楽しみながら良い思い出が作れると思います。
・湖周辺を探索
湖のほとりでは、採集された塩が山盛りになっています。積まれた塩の山は固くなって、スコップで掘っていたりします。
塩に囲まれた道を歩くというのもなかなかないので、ぜひ探索してみてください。
・お土産タイム
ラックローズには、「貝殻を砕いて描いた絵」などそこでしか手に入らないお土産があります。
しかも、観光地なのにめっちゃ安いです。ダカールでお土産を買うより安い値段で同じものが置いてあったりします。
また湖周辺を歩いていると、「カドカド(プレゼント)」と言いながらお土産を投げてくるおばさんがいます。それを受け取ったり拾ってしまうと、買うまでずっと付いてくるので注意してください。笑
アクセスの仕方
ラック・ローズ(レトバ湖)へ向かうには、首都ダカールからバスを2回乗り継いで行きます。2時間ほどかかります。
まとめ
・雨期(7月~9月)にくるとピンク色には見えづらい
・乾季にくるとピンク色に見えやすい
・ラックローズで人は浮かぶことができる
レトバ湖に訪れるタイミングさえ間違わなければ、「全然ピンクじゃないじゃん、うーわ来て損したわ」という後悔も少なくなります。
せっかく時間をかけて行くのですから、きれいな景色を堪能したいですよね。そういった意味でもこの記事が役に立って頂ければ幸いです。