こんにちは、こうきです。
「セネガルって襲われたりしないのかな・・・」
「日本人ってスリとかの格好の的だって言われるけど大丈夫かな・・・」
そんな風にあなたは思ったりしていませんか?
今日はそんな不安を抱いてるあなたの不安を吹き飛ばすために
実際にセネガルに行っていた僕がセネガル人から親切を受けた話をして
少しでもセネガル実際はいい国なんだよってことを伝えていこうと思います。
というわけで早速始めていきましょう!!
財布落としたら一緒に探してくれた(しかも届けられてた)
はい、まず初めに僕が受けた親切として落とした財布を
一緒になって探してくれました。
これは僕がセネガルでは結構大きい市場に行った時の話なんですが
ちょうど行き違う人とぶつかりまくるっていうくらい
人混みで溢れているような場所だったんですよ。
それで、この時の僕は市場で売られてる民族楽器とか
なんかちょっとしたジュースとかを買うのが楽しくて
買い物をしまくってたんですけど、
途中から毎回バッグに財布をしまって取り出してっていうのが
めちゃくちゃめんどくさくてケツポケットに財布をしまうようにしたんです。
(明らかにこの行動がアホ)
はい、そしたら案の定ですが
ぶつかったりした時の拍子かなんかで財布をどこかで落としてしまって
しかもなぜか落とした直後には気づかなかったんで
どこにあるのか全くわからないって状況になったんですね。
ぶっちゃけ「あー終わったわー、これ無理だわ、盗られたわ」
っていう風に思っててほとんど諦めていたんですけど
とりあえず探すだけ探してみるかって思って探してたら
近くにいたセネガル人が「どうしたの?」って英語で聞いてきてくれて、
(フランス語ではなく英語が話せるセネガル人もいる)
それで、財布を落としたんだよって話をすると
「そいつは大変だ!俺も一緒に探すよ!」と言って
そのままめちゃくちゃ多い人混みの中、財布を探してくれたんですよ。
しかも、セネガルってかなり暑いので人混みの中だと汗だくになるんすけど
そんな状態なのに赤の他人の僕のために財布を真剣に探してくれてました。
で、結論から言うとその時は見つからなくて
僕ががっかりしているとその財布を探してたセネガル人が
「もしかしたら届けられてるからもしれないから
落し物センターに行ってみよう」
と言う風に行って僕を落し物センターに案内してくれたんです。
(実際には落し物センターはないんすけど、名前を忘れたので例えで)
で、そこの落し物センターに行くと、なんと僕の財布が!!!
「あ!あった!!まじか!!やったァァァ!!」
ついつい、日本語で両手を上げる僕。
そんな僕を見て案内してくれたセネガル人はハイタッチを求めてくる。
僕はもちろんそれに答えて『バン!!!』といい音を鳴らしてハイタッチ。
二人して大喜びして僕の財布は無事に戻ってきました。
しかも届けられた財布の中身を見ると落ちた時と全く一緒。
中身を抜かれてるなんてことも一切ありませんでした。
僕は彼にお礼としてお金を渡そうとしたんですが
セネガル人の彼はそれを頑なに断って、
「いいんだ、せっかく遠くから来たのに
こんなことで楽しめなくなったらもったいないだろ?
僕は君がこれでハッピーになれるならそれだけで嬉しいよ」
と言って立ち去っていくという。
いやいや、イケメンすぎかよ。
男なのに惚れそうになりましたわ(笑)
財布を探してくれるってだけでも優しいし
しかも落ちてた財布が届けられて中身も抜かれてないとか
本当にいい国だなってこの時は思いましたね。
腹痛で死にそうな時にトイレを貸してくれた
僕がアフリカの最西端のレストランでディナーを食った後の話なんですが
その時に魚介料理と一緒に酒をめっちゃ飲みまくってたんですね。
ガゼルビールっていう向こうのビールがあるんですが
これがまぁ飲みやすい飲みやすい。
水みたいに飲めて、魚介との相性も抜群だったので
本当に10本くらい調子に乗って飲んでたんですよ。
そしたら、ちょっと夜になってきて冷え込んできたというのもあって
若干腹を下してしまったんですよね。
で、店にはトイレがあったんで、店の中にいた時だったらよかったんですが
ちょうど店から出て、だいぶ歩いてからその腹痛が来たんすよ。
住宅街みたいなところだったんですけど
近くに公衆トイレなんてないし、コンビニなんてものも存在しない。
住宅街だから近くにレストランとか店もない。
止まってる場所に行くにはタクシーで30分くらいかかる。
30分は持たないし、さっきまでいた店に戻るのも無理。漏れる。
ヤベェぞ、これは、どうする、一緒に旅行してる仲間もいるのに
いい歳こいてここで失禁、なんて恥をさらすことになるのか?
旅の恥はかき捨てっていうが、こんなことで恥をかかないといけないのか??
やだ、絶対に嫌だァァ!!
なんてことを思いながらもどうしようもないので
苦悶の表情を浮かべながら内股でひょこひょこ住宅街を歩いていると
突然、後ろから背中を突かれる。
誰だよ、こんな時に、今急に刺激与えたら漏れるって!!
そんな風に若干キレそうになりながら振り返ると
そこには心配そうな顔をしてこちらを見つめるセネガル人の女性が。
彼女はどうしたの?っていう風に僕に訪ねてきたので
「お腹が痛いんです。緊急事態なんです。」
という風に答えると、すぐに「では、私の家のトイレを使って」
と答えて、僕の手を取り、すぐに自分の家へと案内してくれました。
そして僕は彼女の家でなんとか恥をかくこともなく無事に用を終え。
ちょっと冷静になって、
「あーなんか金とか取られそうだなー」
「まぁでもこの歳で漏らすよりはいいかー」
なんてことを思いながらトイレをでると
その女性はなんと温かいスープを僕に渡して、
「夜は冷えるからこれを飲んで行って、気をつけてね。」
と言ってくれたんです。
もうさっきまでの自分をぶん殴りたい。
何を考えとったんやと。
こんな綺麗な心の持ち主になんて酷いことを考えてしまったんだと。
涙が出そうになるとともに、自分の心の醜さを呪いましたね。
で、僕は心もお腹もあったまって無事に宿泊所まで戻ることができました。
まとめ
今回は僕がセネガルの現地人から実際に親切を受けた話をしましたが
この国は本当に親切な人が多いです。
マジで優しいです。
優しさの塊です。
なんでこんな親切なの?下手したら日本人なんかより断然親切じゃね?
というくらい親切です。
まぁなんでこんなに親切な人が多いのかっていうと
宗教が関係してくるわけなんですが
その話は別の記事で書いているのでそちらをご覧ください。
というわけでセネガルはマジでいい国だからみんな遊びに来てね!
という感じで今回は終わりにします。