こんにちは、こうきです。
「 アフリカでB型肝炎に感染するのイヤだな、どう対策すればいいんだろ。せっかくのアフリカ旅行を楽しいものにしたいし、どこで予防接種を受ければいいんだろ? 」
という方のために今回、実際にB型肝炎の予防接種をうけてアフリカに行ってきた経験をもとに詳しく解説していこうと思います。
この記事を読むことで、病気に感染するリスクを最低限に抑えることができて安心してアフリカへの滞在を実現できます。
アフリカでB型肝炎に感染する原因
B型肝炎は 母親から生まれる新生児期から感染したり、思春期以降の性行為、唾液や体液の接触から感染します。
他にも、 注射針を変えないで汚染されたまま使用された場合や輸血の際に感染するケースもあります。アフリカのどの病院でも針は新しく変えるとは思います。
確実に言えることはアフリカ最西端の国、セネガルでは医療の衛生面はしっかりしていました。
またB型肝炎によって毎年約78万人が死亡しています。B型肝炎になって肝硬変や肝がんと悪化していくのです。
対策法は、B型肝炎の予防接種を受けることです。
B型肝炎の予防接種ができるとこ
B型肝炎の予防接種は上記の病院や診療所、または検疫所でのみ受けることができます。予防接種を受けることで感染を防ぐことができます。
1回の予防接種で約6000円かかります。6000円で病気にかかるリスクを抑えられるなら安いもんだなと思って僕は受けました。
B型肝炎に感染した場合の対処法
B型肝炎の症状として、皮膚や眼球結膜の黄染(黄疸)、褐色尿、激しい倦怠感、悪心、嘔吐、腹痛がみられます。
B型肝炎ウイルスは肝臓に持続感染して、後に肝硬変や肝がんに進展することがあります。悪化しないためにも早急に現地の病院へ向かいましょう。
僕がセネガルで滞在していることもあって、ここでセネガルの首都ダカールの病院リストをご紹介します。
(1)Clinique du Cap (クリニック・ド・キャップ)所在地:Avenue de Pasteur, フランス大使公邸の向かい側電話:33-821-3627,33-889-0202,Fax:33-821-6146,http://www.cliniqueducap.com
概要:内科,外科,産婦人科,神経内科,眼科,小児科を有する私立病院。入院・手術,人工透析,および,レントゲン・CT・MRI・エコー検査が可能。
フランス語,一部の医師にのみ英語が通じます。24時間の救急対応も可能です。現金,小切手(当地の銀行口座),クレジットカードが使用できます。入院に際して保証金約800,000 CFA(約18万円)が必要です。
(2)Clinique de la Madelaine (クリニック・ドゥ・ラ・マドレーヌ)所在地:18, Avenue des Jambaars電話:33-889-9470,Fax:33-822-8893,http://www.cliniquedelamadeleine.com
概要:内科,循環器科,外科,産婦人科,小児科,耳鼻咽喉科,泌尿器科を有する私立病院。入院・手術・人工透析,がレントゲン・エコー・内視鏡検査が可能。フランス語,英語が通じます。24時間の救急対応も可能。
現金,小切手(当地の銀行口座),クレジットカードが使用できます。入院に際して保証金約750,000 FCFAが必要です。
(3)Institut Pasteur (アンスティテュ パストゥール)
所在地:36, Avenue Pasteur電話:33-839-9200,Fax:33-839-9210,http://www.pasteur.sn/
概要:予防接種(BCG,黄熱,B型肝炎,腸チフス,髄膜炎菌性髄膜炎,狂犬病)が受けられます。時間は月~木曜日(14時~16時),金曜日(15時~17時),土曜日(9時~11時)です(フランス語)。
狂犬病治療センターは月~木曜日(9時~11時,14時~16時),金曜日(9時~11時,15時~17時)土曜日(9時~11時)受診です。受診前に電話にて確認してください。
(4)空港内医療施設所在地:到着階中央にある到着客出口を見て左側の階段の先の通路概要:SUM Assistance(ダカール市内にある私立のクリニック)が24時間体制で医師を派遣しています。
まとめ
これまでのB型肝炎の感染についてまとめますと、
- 人からの唾液や粘膜で感染する
- 汚染された医療器具から感染する
- 輸血から感染する場合もある
- 対策法は予防接種しかない
予防接種を一度打っておけば基本的に感染しにくいものです。ここをケチって旅行先で感染したら元も子もありません。
他の記事でも感染病についてまとめているので、興味のある方はぜひご覧になってください。より安全な旅や滞在を実現することができます。