こんにちは、こうきです。セネガルの首都:ダカールですが、
「都市部の治安はいいのだろうか、犯罪とか被害に遭いたくない、日本にちゃんと生きて帰って来れるのだろうか?」
と心配すると思います。そんな方のためにも今回、同じ悩みを抱えていた僕が実際にダカールに行って体験してきたこと。
また他の方からも話を聞いて実際に起こった犯罪手口などをここで共有したいと思います。
ダカール市内で治安がよくない場所①独立広場
首都ダカールのプラトー地区に位置する独立広場。
この大きな広場は、首都ダカールで最も有名な広場で、街や市場でにぎわっています。日本人観光客がきて楽しい、珍しいと思うような何かがあるわけでもないので、観光でわざわざ訪れる人は稀です。
ただセネガル人の日常を垣間見ることができるので、普通の観光よりも面白いものがたくさん見れたりすることができます。(信号あるのに動いていないとかw)
人通りも多いため、Tシャツやおもちゃ、アクセサリーなど、路上で行商のように物売りをしている人もいます。
ここの独立広場を歩いていると両側から二人の男性が近づいてきて、スマホや財布など物を盗ろうとする人がいます。これで財布を盗まれた日本人女性がいるくらいです。
対策法としては、
・貴重品はリュックの奥底に入れておく。
・ズボンにカラビナを付けておく。
・荷物を自分の体の前にかけておく。
これをするだけでも全く違います。犯人に「あ、こいつ気をつけてるな」と思わせれば勝ちです。
ダカール市内の治安情報②コルニッシュ・ウエスト通り
首都ダカールの半島の西側に位置する「コルニッシュ・ウエスト通り」は観光客にも人気な場所です。 ここで注意することは主に、ひったくりと強盗ですね。
海沿いで眺めが良いため、この道沿いには高級ホテルやショッピングモール、そして日本の大使館もあります。そして歩道も凸凹していないし整備されているため、セネガル人、外国人問わず、ランニングコースとしても大人気です。
また中国政府の支援によって大量のトレーニング設備が設置されている通称「筋肉公園」「筋肉海岸」と呼ばれる場所もあります。笑
そのジョギング中の外国人を狙って、バイクによるひったくりの被害があったりしています。セネガル人にとっても外国人がいやすい観光スポットなどの場所は、犯罪に巻き込まれやすいとこです。
2人でバイクに乗っている状態から声をかけられ、そのままハンドバックを掻っ攫われてしまうケースもあります。自分の引っ張る力だけでハンドバッグを守ろうとするのは不可能です。
なので対策方法としては、貴重品は小分けにする、肩掛けのバッグにする、背負える用のリュックにする。のをオススメします。とくに大金を持ち歩いている時は注意が必要です。
ダカール市内の治安情報③ 人気のない海岸や砂浜
都市部のダカールに限らず、セネガル全域で言える話ですが、人気が無い砂浜にはなるべく近づかないようにしましょう。
首都ダカールのだけでも、アルマディ地区やヨッフ地区、ヴィラージュ地区などの海の家やレストランがある砂浜。
そして近郊のサリーやソモンと、たくさんのリゾート地があって安全に海を楽しめる場所があります。ですので、それ以外の海岸にはなるべく近づかないようにするのが得策です。
人気がいないと被害にあったときに助けを呼ぶことが困難になります。そういった点でも、なるべく夜は出歩かないという意識も大切です。
まとめ
・ポケットになるべく貴重品を入れない。
・貴重品はバッグの底に入れる。
・ハンドバッグは持ち歩かない。
・人気のないとこには近づかない。
・夕暮れ以降の外出はなるべく控える。
上記を徹底するだけでも犯罪に巻き込まれる可能性を最小限に抑えることができます。
スリとかに遭うまでは、「マジで起こるのかよ」と思いますからね。アフリカだけでなく、海外では犯罪が起こりやすいので本当に気をつけてください。
ただセネガルに関して言えば、スリなどの犯罪はありますが、基本みんな穏やかで優しい人です。夜でも女性や子供が普通に出歩いている地域もあります。
はじめてセネガルに旅行する際に僕は、「え、セネガルとか大丈夫!?マジで生きて帰れるかな?」と思っていました。
自分には知らない世界だったので、なにが危険で安全なのかも無知でした。ダカールに限らず、セネガルの治安は基本的にいいです。日
外務省が運営する「海外安全ホームページ」では、セネガルの大部分は、安全度は5段階中、良い方から数えて2番目です。治安面、政治面ともに日本と同レベルの評価。
テロのリスクは日本より低いと言われています。ただ、やはり備えあれば憂いなし。
外国人である日本人が狙われやすいのは間違いないので、是非、気をつけて行動するようにしましょう。