セネガルの最年少監督アリューシセってどんな人物!?

こんにちは、こうきです!!

「セネガルの監督がなんか話題になってたけどなんで・・・?」

「セネガルの監督って何がすごいの・・・?」

なんて風にあなたは疑問に感じたりしていませんか?

今回はそんなあなたのために
セネガルの最年少監督のアリューシセという人物について
どういう人物で何をしたのかということについて解説していきます。

では、早速始めていきましょう!!

アンドリューシセはどういう人物!?

というわけで一番最初に気になるのが
そもそもアンドリューシセという人物が誰なのかってことですよね。

高身長で黒スーツを身につけており
長いドレッドヘアーという見た目も相まって
その容姿だけでかなりの視線を集めていたアンドリューシセ。

実際にパイレーツオブカリビアンのジャック・スパロウなどとも呼ばれていました。

年齢は42歳でなんとその年のW杯の監督の中では
最年少ということもあり話題になった。

また、セネガルではかなり有名な人物で
国内のサッカー発展に貢献した伝説的な人物とされている。

現役時代は2002年に日韓W杯でキャプテンを務めていた
この時のセネガル代表は世界中に強烈な印象を残したチームだった。

初出場でありながら開幕戦で前年度の王者、フランスを1−0で下して
強豪のウルグアイやデンマークとも引き分けた。

そしてアフリカ勢では唯一の決勝トーナメント入りを果たして
一回戦でスウェーデンを下してベスト8に輝いた。

監督として注目を浴びてるアンドリューシセ。

ですが現役でもかなりやり手の選手だったわけです。

アンドリューシセは唯一の黒人監督!?

さて、アンドリューシセが監督として有名になった要因の一つとして
W杯の中で唯一の黒人監督であるという点があります。

88年の歴史があるW杯ですが
優勝経験がある地域は欧州と南米のみです。

ですがアンドリューシセ監督は絶対に
アフリカがW杯で優勝する日が来ると確信している。

というような強い言葉も残しており
こういった発言と唯一の黒人監督という点で
アンドリューシセはより有名になっていきました。

また、このような言葉も残しています。

「私は確かに、今大会において唯一の黒人監督だ」
「だが、サッカーは万国共通のスポーツで、肌の色は重要ではない」
「黒人の監督がいるのは素晴らしいことだが、サッカーに限らず、質の高い監督はたくさんいる。私たちはアフリカや世界のサッカー界で地位を築くことを目指す、新しい世代だ」

めちゃくちゃいい言葉ですよね。

本当に人間もしっかりしてる人だなとこのコメントを見て感じました。

どんなものでもそうですが
自分の言葉を持ってる人というのはかっこいいですよね。

監督としてもかなりの手腕の持ち主!?

かっこいい容姿、ドレッドヘアーに知的な言葉。

その外見と中身にかなりの注目が集まっている
アンドリューシセですが実はその実力もかなりのもの。

もちろんそれは選手としてもなんですが
監督としてもかなりの司令塔として活躍してるんです。

例えばポーランド戦を勝利した時にいった言葉として

「セネガルにも規律はあるんだ」といっています。

「よく、アフリカ勢には規律がないと言われるが、そんなことはない。だが、一口に規律と言っても、戦術的な規律、ピッチ外での規律など様々だ。セネガルの選手にも、十分な規律があるよ。試合でも、トレーニングでもね。日本は多くの選手が母国でプレーするかもしれないが、我々は少し違う。選手は皆、欧州で磨かれて、素早く戦術を理解できる能力を持っているんだ。明日はそれをお見せしよう」

この言葉もちゃんとチームのことが見えてるから言える言葉。

しっかりと全体を見て理解した上で
そのチームにあった作戦をちゃんと伝えることができる頭脳。

まさに司令塔という言葉がぴったりな人物です。

そしてこれだけしっかりとチームの強みを理解してる人物だからこそ
徹底した守備で相手のボールを盗んでカウンターという
シンプルにしてセネガルにとっては最適解を生み出しました。

これはどういう作戦なのかというと
自国でプレーすることの少ないセネガルの選手の強みとして
欧州の洗練されたシステム的なディフェンスに慣れているという点があります。

常に見てるということはそれを真似することも可能です。

そしてその守備で相手の攻撃を止めて
ボールをつかんだらその瞬間にアフリカ人特有の運動能力を使って
一気にスピード・パワー・高さでカウンターを仕掛ける。

これを永遠とやり続けるという作戦。

これの何が怖いかってボールを持たずとも
相手にプレッシャーをかけ続けることができるということ。

取られたら一気に身体能力に任せたカウンターが来る。

それに対抗するのが難しいから
よりボールを取られないようにする必要がある。

そう考えれば考えるほど疲労はたまりミスも増えてくる。

そうなればカウンターのチャンスも増えてくる。

こういう風にボールを持たずとも身体能力という
強みを使ってプレッシャーを与えて有利に進める。

非常によくできた作戦ですよね。

こんな作戦を思いつくアンドリューシセは
非常に素晴らしいプレイヤーであり監督だと思います。